ゆっけ(@YukkeLog)です!
いきなりですが、軽く自己紹介。
2021年現在28歳会社勤めのパパで、嫁と娘との3人暮らしです。
2016年の新卒入社から約4年半お世話になった東京の会社を2020年に退職し、学生時代を過ごした思い出の地でセカンドキャリアをスタートさせました。
音楽業界から広告営業と、業界も職種も大きく変え、まさにチャレンジの1年でした。僕と嫁と生まれたばかりの娘の3人で夢を叶えました。
今この記事を見てくださっている皆さんは、もしかしたら少しだけ将来を何か変えようと思っている人かもしれません。
もしかしたら、もうやりたいことは決まってるけど不安や怖さでまだ動き出せていない人かもしれません。
今回は、そんな人たちに何か1つでも気づきや1歩踏み出せる力を贈れたらいいなと思って記事にしました。
具体的には、
✔︎ コロナ禍で転職を決めた理由
✔︎ 転職市場の実状
✔︎ コロナ禍での転職に向けて大変だったこと
✔︎ 今転職することのメリット・デメリット
をお伝えできたらと思っています。
少しでも何か届いたら嬉しいです。
コロナ禍での転職を決めた理由。
最初に言っておきます。
僕は前職が大好きです!音楽業界でしたが、会社の人も、コンテンツも、たくさんの人に夢や幸せを与えられていると感じながら仕事できる毎日も、今でもとても大好きです。今の仕事と掛け持ちできるならすぐにでもやりたいぐらいです!笑
何が言いたいかというと、前職が嫌いで辞めたわけでは決してないということです。
ではなぜ転職したのか。
それは、入社時からの目標だったからです。
『結婚して子供ができたら転職して大好きな場所で働く』という目標でした。
23歳でこの目標を立てた時は「4〜5年後には叶えたい」と思っていたので、27歳で叶えたのは我ながら恐ろしい計画実行力だなと思います。笑
何にせよ実際に目標を叶え、昨年東京をあとにして大好きな場所で大好きな家族とのセカンドキャリアが始まりました。
ですので、厳密に言うと僕の場合は、「元々決めていた目標を叶えるタイミングがたまたまコロナと被ってしまった」という順序が正しいです。
僕が最後に伝えたいメッセージの1つでもありますが、理由は正直何だって良いんです。
人間は賢い生き物なので、なにかと正しさや根拠を求めてしまいがちですが、動物が本能的・衝動的になってしまうことはごく当たり前のことですよね。
その突き動かされる衝動や本能、つまり「〜したい!」と思う気持ちがあなたにとっての理由になると思うので、それに対してきちんと向き合い努力さえすれば、理由は何だっていいんだと思います。
転職市場の実状。
正直、転職活動を始める前は不安はありましたね。
僕の場合、2019年12月に嫁の妊娠が発覚し、2020年2月に退職のことを上司に相談し、3月から転職活動というスケジュール感だったので、まさにコロナとドン被りだったんです!
まだコロナの話題が上がり始めた時だったとは言え、リクルーターの方に聞くと「募集を減らしたり絞ったりする企業が出始めている」と当時おっしゃっていました。
それからさらに1年以上が経過している現在では、実際に状況はどうなんでしょうか。
2021年5月20日に、大手転職情報サイトのdodaが最新の転職求人倍率レポートを発表しました。
>>転職マーケットの”今”を知る!転職求人倍率レポート(2021年4月)
こちらのレポートによると、最新2021年4月の求人倍率は1.88倍とのことです。
ざっくりグラフを読み取ると、
✔︎ 右肩上がりだった求人数はコロナを機にMAX値の6割くらいまで最大で落ち込み、2020年夏頃からは回復傾向にある
✔︎ 転職希望者数はコロナに関係なく右肩上がりを継続
✔︎ それに伴い求人倍率は一時MAX値のおよそ半分まで落ち込んだが、求人数の回復に伴い上昇し始めている
といった感じでしょうか。
春で新年度の募集が始まったことと、昨年採用を抑制していた企業が採用を回復させる動きがあったことが要因として考えられるそうです。
何にせよ、ちょっとずつ回復傾向にあるみたいで良かった…!
もちろん今後の状況によっても変化していくと思いますが、業種・職種によっても違いがあると思うので見極めていく必要も出てきそうですね。
コロナ禍転職で大変だったこと。
先述の通り、僕としては新卒入社時からの目標を叶えるための転職活動でしたので、楽しみな部分も大きかったですが、大変だったこともたくさんありました。
絞りきれないので、特に大変だった3つに絞ってお伝えします。
1.オンライン面接への適応
会社員の方は、新卒採用など採用試験を通ってきてらっしゃると思います。
よくある流れだと、
エントリーシート送付→筆記試験→面接数回→役員最終面接
のような感じですよね。
余談ですが、学生当時にエンタメ系を目指していた僕は、最高で6次試験まである採用試験を経験して「さすがにこれはもうちょっと絞れるやろ!」と思ったのを5年経った今でも鮮明に覚えています。その会社に4年半在籍することになるのですが…。笑
それはさておき、コロナ禍での採用方法では大きく変わったことが1つあります。
【オンライン面接】です。
対面で顔を合わす”通常”の面接もそれはそれで緊張しますが、画面越しで初対面の面接官とマジメな質疑応答を行うオンライン面接はまた別の緊張感があります。
一応そこをなんとか攻略し内定を勝ち取った立場から、乗り切るポイントを3つお伝えします。
① <事前準備>鏡を見て自分の表情を知りコントロールする練習をする
② <直前準備>正しい姿勢で表情がキレイに見える場所や角度でカメラセッティング
③ <本番>声だけでなく表情で語り、少し大袈裟くらいで反応する
要するに、リアルよりも相手へ伝えることを意識し工夫することが重要になります。
あとは、リアルでは起きない不測の事態が起こる可能性もあるので、落ち着いて対応しましょう。
電波障害なども起こり得ますよね。もちろん起きないように事前対策することに越したことはないですが、起きてしまった時の対応すら、むしろアピールの場だと前向きに捉えて臨みましょう。
2.お腹に子供を抱える嫁との二人三脚
僕の場合は嫁が妊娠している状況での転職活動だったので、嫁の協力も得ながら、僕も嫁のサポートをしながらという感じでした。
✔︎ 嫁妊娠発覚&共働き時期
妊娠が発覚してから4ヶ月間くらいは、嫁も当時勤めていた会社で働きながら共働き生活を送っていました。この間に僕は転職活動を集中して行い、無事内定をいただけた時期でもあります。
当時は2人とも帰りが遅かったので、嫁と生まれてくる子供の体の心配もありましたし、時間が限られる上にコロナが重なった状況での転職活動がうまくいくのか不安な時期でもありました。
✔︎ 嫁休職&里帰り→孤独に耐える時期
妊娠6ヶ月頃に嫁が休職に入り、その約1ヶ月半後に里帰り出産の準備を整えるために早めに地元に帰っていきました。空港で嫁を見送った時の寂しさはすごく覚えています。
これだけ早く地元に帰ったのも、やはりコロナの影響があります。地元に帰っても2週間の隔離生活が待っているので、妊娠後期に入ってしまうと母子ともに何かあると怖いですし、そのリスクを回避するためにも早めに帰る必要がありました。
ここから嫁と子供に次に会うまでは約3ヶ月かかりました。よくあの孤独な時期を乗り切ったと、自分と嫁を褒めてあげたいです。笑
✔︎ 1人での新天地でのスタート時期
子供が生まれて一度は嫁と子供に会えたものの、コロナ禍においては生まれたばかりの赤ちゃんを連れての移動も慎重にならないといけないので、もう少しだけ離れての生活が続きました。
その間に僕だけ転職先の、学生時代を嫁と過ごした思い出の場所へと向かい、2社目となる会社でセカンドキャリアをスタートさせました。
この間に嫁は、自分の体もまだ万全でない中、慣れない育児を頑張って乗り越えてくれました。サポートしてくれたお義父さん・お義母さん、嫁の妹にも心から感謝したいです。
コロナ禍での転職に関しては、子供が関わる/関わらないどちらにしても、旦那さん・奧さんとの協力は間違いなく欠かせないなと、実際に体験して強く思いました。こんな世の中だからこそ、パートナーとの支え合いって大切だなと改めて気づかされました。
3.仕事でコロナ禍でのイレギュラー対応をしながらの転職活動
仕事をしながらの転職活動自体はごく当たり前かと思うのですが、転職活動がコロナとぶち当たったと同時に、仕事への影響も大きく出たので、その両立がやはり苦労しました。
僕の場合は前職が音楽業界だったのですが、コロナの影響をもろに受けた業界でもありました。詳しくは仕事上控えますが、リアルなライブができなくなったり、アーティストの主題歌が入る映画が延期になったり、嘘でも何でもなく全業務に何かしらの影響が出た時期でした。
あの時期を乗り越えれたのは、自分としてはまた1つ成長することができたターニングポイントだったなと、今では思えます。
音楽業界は離れはしましたが、やはり今でもこれからの音楽・エンタメ業界がどうなっていくかは気になりますし、このニューノーマルな時代においてどんな形で人々を楽しませてくれるのか、いち消費者としてすごく楽しみです。
“今”転職することのメリット・デメリット
実際にコロナ禍での転職を経験した僕の目線からお伝えします。
【メリット】
✔︎ 時代の変革期において、自分のしたいことや将来を見つめ直す良い機会
✔︎ 個人のスキルが求められる時代なので、スキルを磨く業界・職種にチャレンジするのはすごく良い
✔︎ ニューノーマルな時代で何が主流になるか分からない時代において自分の武器を作れる
✔︎ 何よりも、大変な時期に乗り越えたという自信と経験に繋がる
【デメリット】
個人的にはなし
会社へ辞めることを伝えた上で転職活動に入るのは、やはり今の時代リスキーではあると思います。ただそうでないのだとしたら、今の会社にいようが転職しようが、会社の売上や利益が下がったり給料が減ったり、はたまた倒産したりする可能性もゼロではない世の中なので、それは転職によるデメリットとはまた違うかなと思います。
ただ重要になるのは、今の状況を把握し、これからの人生で活きるスキルを得られる会社・職種かということをきちんと見極められるかどうかだと思います。ここだけ欠けないようにすれば、今の時代だから特別転職が怖いものということはないと僕は思います。
応援メッセージ・さいごに
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
「物語」というには少し固く、もしかしたら少しイメージされた内容と異なったかもしれませんが、少しでも僕の経験が皆さんのきっかけになったら嬉しいなと思います。
最後に3つ、伝えさせていただきます。
① コロナ禍”だからこそ”目的・目標を明確に
② 自分自身とビジョンを見つめ直し恐れずチャレンジしよう
③ 迷ったらいつでもDMください。笑
今日はこれでおしまい。
『Have Fun!』
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