初めての子供ができたパパママ、おめでとうございます!
本記事では、子供ができた時の悩みのタネの1つである『部屋選び』に関して、特に【広さ・間取り】や【周辺環境】についてお伝えします。
内装の見るべきポイントなど、より細かいポイントは別の記事で紹介してるので、良ければ合わせてご覧ください!
本記事を見れば『3人暮らしの適切な部屋選びのポイント』が分かります!
まずは非常に重要な『周辺環境』から!
賃貸物件にしても購入にしても、家探しをする際にまずは『街選び』が重要になりますよね。1つまで絞らなくても、いくつか候補を絞る人が多いと思います。
1年以上家族3人での生活を経験してみて、周辺環境で特に大事だと感じるポイントをお伝えします!
車がなければ『駅近』はやはり便利!
駅近のメリットは移動が楽なだけでなく、駅周辺は住宅街より比較的お店なども多いため、生活に便利な環境であるということが挙げられます。
実際に最寄りから5分の賃貸マンションで暮らしていますが、妻と子供が2人になる日中もちょっとした買い物に出やすいなど、パパ目線としても安心です。
“3大ほしいもの”は【スーパー・病院・公園】!
この3つは近くにあるに越したことはありません。
スーパーは日中の買い物はもちろん、パパが仕事帰りにちょっとおつかいして帰る時にも非常に便利です。子供が急な病気になった時のために病院が近くにあると安心ですし、特に生まれてすぐは予防接種などが頻繁にあるので近くにあるだけで苦労も減りますね。
また、活発な子供を遊ばせるのに公園も近くにあると理想的です!子供だけでなく、パパママもちょっとした気晴らしになるので、周辺に良さそうな公園があるかも事前リサーチしてみてください◎
児童館など無料遊びスペースがあるとなお良し!
これはあくまでプラスアルファではありますが、児童館などの屋内で遊べるスペースが周辺にあると、雨の日なども利用できるので嬉しいです。
公共機関がやってるものだけでなく民間の団体がやられているものもあったりするので、ぜひ一度調べてみることをオススメします!
防犯面も事前に要リサーチ
子供の安全を考えると、防犯面も欠かせません。
今はネットで簡単に街ごとの安全性に関してたくさん情報が出てきます。また、オススメとしては『実際に候補の街を歩いてみる』ことです。交番の場所なども確認しておくと良いかもしれませんね。
あとは不動産はエリア情報に詳しいので、直接相談してみるのも良い方法です!
オススメの広さや間取りは?
結論、【2DK・50㎡以上】をオススメします。
部屋の構造にもよりますが、子供の成長などを考えると最低でもこの広さ・部屋数はほしいです。
不動産いわく『ファミリーの審査が降りるのは基本2DK以上』
不動産に物件相談に行った際、子連れ3人暮らしの物件だと審査の問題で2DK以上の間取りが必要とのことでした。
広さによっては1LDKでも良いかなと思ったのでいくつか管理会社に問い合わせてみましたが、2人住居までOKのところがほとんどで、子連れは難しいとの回答でした。(地域差がありますので、お住まい地域の不動産などに問い合わせください。)
そもそも「DK」と「LDK」って何が違う?
よく間取りで聞くワードですが、何が違うかご存知でない方も多いのではないでしょうか?
「DK」は”ダイニングキッチン”、「LDK」はリビングダイニングキッチンのことを指します。そこに2つの部屋がついた間取りのことを2DKや2LDKと言います。
2つの違いは『広さ』です。居室が2部屋以上ある間取りの場合、キッチンのあるスペースが「6畳以上10畳未満で」あればダイニングキッチン、「10畳以上」ならリビングダイニングキッチンと表記されます(※1)。
※1 出典:公益社団法人不動産公正取引協議会連合会「DK(ダイニング・キッチン)及びLDK(リビング・ダイニング・キッチン)の広さ(畳数)の目安となる指導基準」
子育て面や安全性を考えると最低『2DK』はほしい!
違いが分かったところで話を戻すと、子育て面を考えると間取りは2DK以上はほしいです。
仮に1LDKの子供OKな物件があるとします。1つしかない居室を寝室に使うことが多いと思うので、LDK部分を【料理・食卓・子供の遊びスペース…】など複数の用途で使わないといけなくなってしまいます。子供が遊んでる近くにキッチンがあると危険にも繋がりますよね。
居室が2つあると、それぞれ寝室とリビングとして用途を分けて使えるなど機能的です。また、キッチンと仕切れるので生活臭が移りにくいですし、子供の安全面を考えても安心して子育てできます。
広さは最低限『50㎡』はほしい!
『50㎡(平米)』と聞いてもなかなかピンと来ないですよね。
より馴染みのある「畳」で換算すると50㎡は『約31畳』にあたります。そこそこ広そうなイメージを持つと思いますが、玄関やトイレ・お風呂や廊下も含んだ広さなので、その点は注意ですね。
実際に居住スペースだけで考えると、6〜8畳の部屋(DL・LDK含む)が3つあるくらいのイメージです。先述したようにお風呂や廊下なども含むため、あくまでイメージとして捉えてください。
50㎡だと収納面の工夫は必須
仮に50㎡ちょうどの部屋があるとします。家族3人で暮らすことを考えると、すごくスペースにゆとりを持って住めるかというと、正直難しいです。
なので、「家具は最低限に」「余計なものを置かない」「物を出したら都度片付ける」などの工夫は必要になります。
また、欠かせないのが『収納の工夫』です。部屋選びの際にクローゼットなど収納がどれだけあるかはしっかり確認しましょう。ただ、子供の物も増えてくるので、備え付けの収納だけでは足りないことがほとんどです。我が家では、いくつか収納面の工夫をしています。
特に、『ベッド下収納』を取り入れたのは大正解でした!収納で使わなければムダになるだけのスペースに、普段は使わないような小物や衣類などを収納できて最高です◎
ベッド下収納に関してまとめているので、是非こちらの記事も参考にしてみてください!
『実際に2DK50㎡に住んで』分かったこと
実際に1年間『2DK50㎡』の部屋に住んでみて分かったことがあるので、これから部屋探しをされるパパママの参考になるよう、率直にお伝えさせていただきます。
3人暮らしなら十分!
収納の工夫などは必要ですが、間取り的にも広さ的にも3人暮らしなら不自由なく生活できます!
ただ、下記の記事にも記載していますが、部屋選びのポイントはいくつかあります。ベビーカーを置くために玄関は広い方が良い、などです。是非合わせてご覧ください。
子供2人目を考えてるなら狭い!
ここは1番の注意点です。将来的に2人目を考えていないご家庭なら2DK50㎡あれば十分ですが、2人目の可能性があるなら手狭になり引っ越しが必要になる可能性が高いです。
我が家でも、2人目ができた時の引っ越しを検討しています。実際に住んでみて分かったことなので、事前に分かっていれば我が家でも物件選択はもしかしたら変わっていたかもしれません。
今から部屋を決められるご家庭は、先を見越した上でベストな選択を取ることをオススメします。最低限検討した方が良いことはこちらです。
合計の家賃支出に関しては、【初期費用<敷金・礼金含む>+(家賃×居住予定年数)】で概算できますね。その上で、2人目を考えるなら慎重に検討する必要があります。
子供1人目の時点で2DK50㎡より広い物件を契約できる経済的余裕があれば、最初からその選択をするのがベストです。もしそれが難しければ、2人目ができた時点での引っ越しを前提とした選択が必要になります。
居住予定年数での合計家賃支出を踏まえた上で、最初から少し高い家賃を払ってでも引っ越しをしないパターンを選択すべきか、1人目の時点では家賃を抑えて途中で引っ越しをするパターンを選択すべきか。どちらが結果的に経済的なメリットが大きいのかを検討した上で部屋選びをすることが大事になってきます。
まとめ
初めての3人暮らしは『2DK50㎡』が最低でもほしい間取りと広さになります。
ただ、子供2人目以降の人生設計をどうするかによって取るべき選択も変わってくるので、各ご家庭で将来的なことをじっくり話し合った上で決まることをオススメします。
今日はこれでおしまい。
『Have Fun!』
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