「子育てを考えて良い物件があれば引っ越したいな」と思っていたところ、20万の賃貸に10万で住めることになりました。もちろん、いわくつき物件ではありません。今回はそんな嘘のような本当の話の全貌を大公開します!
引っ越した経緯と契約まで
冒頭にも書いたように、今後の子育てを考えて「広くて良い物件があったら引越したい」と考えていました。今住んでいる2DK50㎡の賃貸に住んで分かったこともこちらでまとめているので、是非ご覧ください。
結果、『家賃20万する賃貸に10万で住める』ことになりました。
契約まではいたって普通です。
①住宅情報サイトで見つける
②内見し、一晩悩む
③翌日不動産に飛び込み交渉
④家賃交渉が成立し即契約
では何故20万する物件が10万で契約できたのか、【6つの秘訣】をお伝えします。
【秘訣①】常に物件リサーチをしていたから
『物件はタイミング』なので、引越しを考えている方は常にアンテナを張っておきましょう。
方法としては、HOME’Sなどの住宅情報サイトを定期的に見ておくのがベストです。実際に、ほぼ毎日SNSを見る感覚でHOME’Sで物件を漁っていました。そして、今回契約した物件を”HOME’S掲載0日目”で見つけることができました。
常にリサーチするメリットとして「他の人より早く良い物件を見つけられる」ことが挙げられます。それに加えて、「良い物件を見分ける目利き力」がつきます。たくさんの物件情報を見ていると、エリアでの家賃相場を把握でき、家賃に応じた物件の良し悪しを判断できるようになります。これが”目利き力”です。
リサーチを徹底することで質の悪い物件を誤って契約することを防げるどころか、より質の良い物件を見つける力がつくのです。
【秘訣②】”定期借家”だったから
『定期借家』という言葉を聞いたことはありますか?一言で言うと、「期限付きの契約」です。
普通の賃貸契約だと、最初に”2年契約”など契約年数は設定されますが、借主が継続して住むことを希望した場合、貸主からの解約や更新の拒絶は正当な理由がない限りできません。つまり、借主が希望すれば「延長」ができる契約です。逆に、定期借家は「延長が原則できない契約」です。”2年契約”なら、2年経ったらその家を出ないといけないのです。
実際に今回契約した物件は2年の定期借家で、共益費込み家賃11万円で掲載されていました。ただ、「エリアで有数の優良分譲マンション」「2LDK約70㎡」「フルリノベーション済み」「食洗機付きシステムキッチン」「納戸・ウォークインクローゼットあり」と、エリア相場を考えても破格の家賃で出ていたので驚きました。
【秘訣③】1番目に内見できたから
HOME’S掲載0日目に見つけ、すぐに内見予約しました。
内見当日に不動産の方に聞くと、内見1番目とのこと。ただ、やはり目をつけた人は多く、掲載3日目にして内見予約はかなりの数が入っているとのことでした。
気になっていた”家賃破格問題”に関して、不動産の方に聞きました。物件のオーナーさんが急遽2年間の転勤が決まり、その間だけ貸し出したいとのことで相談があったそう。オーナーさんにとっても期限があるので、借りられないよりは早く借りてもらい「少しでも家賃収入を」ということで、破格での賃貸契約が可能になったとのことでした。
今回契約した物件の家賃相場はなんと【18〜20万円】でもおかしくないそう!月々20万円かかっていたかもしれない家賃を11万円まで落とせるなら、2年間の期限付き条件は大したマイナスポイントではありませんでした。
部屋も広くなり子育てを考えても絶好のチャンスでしたが、「いくら破格でも上がる」「周辺環境は最高だが駅から少し遠くなる」点で、非常に悩みました。運良く1番目に内見できていたことで『次の人の内見は2日後』ということが分かったため、1日悩むことにしました。
【秘訣④】リスクを背負った交渉ができたから
内見の翌日になっても、引っ越すべきかどうか答えが出ませんでした。そこで仕事終わりに不動産に飛び込み、ある交渉をしました。
礼金が家賃2ヶ月分(22万円)だったので、交渉内容がどちらで通っても2年間で約11万円の減額に成功する、という交渉でした。無茶な交渉をするため「こちらもリスクを」ということで、交渉が通った際には『即決・即入金』を約束しました。
不動産からオーナーさんへの交渉の結果、【家賃5,000円オフ=105,000円でOK】となりました!まさかまさかの交渉成立で、驚きと共に引っ越す覚悟が決まりました。翌日朝には無事審査も通り、相場20万の賃貸に10万円代で住めることが確定しました。
【秘訣⑤】不動産のリピーターになっていたから
実は昨年にも引越しをしているのですが、その際にも同じ不動産で物件契約を行いました。今回も同じ不動産の同じ担当者の方に交渉などを行っていただきました。
「不動産の顧客になっていたから」こそ、前回培った信頼関係をもとにお互い腹を割って話せたことがとても大きかったです。途中で迷っていることも全て担当者に伝えていましたし、そんな関係を築けていたからこそ『無茶な交渉でもこの人に任せてみたい』と頼ることができました。逆に担当者としても、(自分で言うのもなんですが)”大事な顧客のために!”と気持ちで交渉を頑張っていただけたんだと思います。
【秘訣⑥】住みたい想いを全力で伝えたから
交渉の際、内見で感じた『ここに住みたい想い』を素直に全力で伝えました。
それを聞いた不動産担当者が、「どうせならそこまで言ってもらえる人に住んでほしいです。全力で交渉頑張ります!」と言ってくださいました。こちらの想いを代わりにオーナーさんに伝えていただき、無事に交渉が成立しました。
『これだけの良い物件を渡すならこの人が良い』と思ってもらえるように想いを伝えることも、間違いなく大事なんだと強く感じました。そして、厚かましくなりすぎてもダメですが、ある程度踏み込んで話せる不動産担当者を味方につけることも、良い物件を契約する上では非常に重要な要素です。信頼できる担当者を見つけて、素直な想いを伝えることも忘れずにしましょう。良い物件に出会えることを心から願っています!
まとめ
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今回の経験が皆さんの役に立ち、素敵な物件に出会えることを願っています!
今日はこれでおしまい。
『Have Fun!』
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